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今年のアース・オーバーシュート・デーは8月8日
#pledgefortheplanet 国際キャンペーンでは、気候変動に対するみなさまの行動を呼びかけています。

[オークランド・米国カリフォルニア州 2016年7月12日]  2016年8月8日、人類は1年間に与えられる自然資源を使い切ってしまう。国際的なシンクタンクであるグローバル・フットプリント・ネットワーク(GFN)は、集計データをもとに公表した。同研究所は、人類が自然資源を有効に管理し、気候変動によりよい対策がなされるように活動をすすめている。

アース・オーバーシュート・デーは、人類の自然への年間の需要が、その年に地球が再生産できる自然資源の量を上回ってしまう日のことである。 今年は8月8日に落ち込んだ。これは、われわれが、海や森が吸収できる以上の二酸化炭素を大気中に排出し、魚や森林が再生産する速さを超えて消費していることを意味する。

人類の生態系に対する需要をエコロジカル・フットプリントと呼ぶ。 その要素の中で、二酸化炭素の吸収に必要な土地(カーボン・フットプリント)が全体の60%以上を占め、オーバーシュート(生物学的赤字)への寄与率を急速に高めている。もし私達が、昨年の12月に200ヵ国近くの国によって採択されたパリ気候協定を着実に実行するのであれば、2050年までに、カーボン・フットプリントを段階的にゼロにしていく必要がある。地球Ⅰ個分の暮らしが、いま求められている。

「新しい生活スタイルは多くのアドバンテージをもたらす。努力によってそれが実現可能だ」 と、GFNの共同創業者で会長のマーティス・ワケナゲル博士は述べる。「よい知らせとして、そのことは現在の技術で十分達成可能であり、全体の利益はその費用を超え、財政上の利点もある。不適切な社会基盤に対する気候変動のリスクやコストを低減しつつ、再生可能エネルギーのような新たに出現した産業を刺激する。 唯一必要な資源は、政治的な意思である。」

幸運なことに、いくつかの国はこの挑戦を受け入れ始めている。例えば、コスタリカは、2016年度の最初の3か月において、97%の電気を再生可能な資源によってまかなった。ポルトガル、ドイツ、イギリスも、今年、驚くべきレベルで再生可能エネルギーの潜在能力を示した。数分間、彼らの電力需要の100%を再生可能なエネルギーで満たしたのだ。ポルトガルにおいては数日間に及ぶ。一方、中国政府は、市民の肉の消費量を50%削減する計画を示した。それは、2030年までに畜産業による10億トンの二酸化炭素排出を低減することに匹敵する。

同様に、私達1人1人は、日々の生活の中で変化のための行動を起こすことができる。歴史的なパリ協定の機運のもと、GFNと25のアース・オーバーシュート・デーの支援団体は市民参加型キャンペーンを立ち上げた。人類と地球が共栄できる持続可能な世界のために、資源安全保障の重要性に焦点をあてることが目的だ。

#pledgefortheplanetは4月22日のアース・デーに発足した。あなたが地球のためにできる約束をwww.overshootday.org 上で募集し、それをソーシャルメディアで共有する(アース・オーバーシュート・デーの後、GoPro Camerasは、みんなが気に入った3枚の写真を表彰する予定だ)

世界人口の増加に伴う消費量(特に二酸化炭素排出量)の増加は、2000年代に9月の下旬であったアース・オーバーシュート・デーを、今年は8月8日にまで早めてしまった 明るい話題としては、アース・オーバーシュート・デーの早まりのペースは、オーバーシュートが始まった1970年代には年に平均3日だったものが、最近の5カ年では年1日の早まりへと、ペースが徐々に鈍くなっている。

「パリ気候協定では、カーボン・フットプリントを劇的に減らす必要性について、とても力強い声明がだされた。突き詰めていくと、崩壊か安定かの選択である」とワケナゲル氏は述べる。「パリ協定の目標を現実のものにするために、多くの国、都市、そして個人が、迅速で力強い行動を起こすことを、我々は熱望する。」

グローバル・フットプリント・ネットワークについて
グローバル・フットプリント・ネットワークは、人類が自然資源を有効に管理し、気候変動によりよい対策がなされるように活動する研究機関である。2003年以降、政策や投資決定のための科学的見地を、50ヵ国以上、30カ所の都市、そして世界中の70のパートナー団体とともに提供し、強いインパクトを与え続けている。地球の生態系の許容範囲内で繁栄する未来を、一緒に生み出していこう。
www.footprintnetwork.org

 

追加資料
アース・オーバーシュート・デーに関する詳細: www.overshootday.org
ソーシャルメディア: #pledgefortheplanet, #overshoot

自分自身のエコロジカル・フットプリントを計算し、削減方法を知るにはこちらをご覧ください(フットプリント計算機): www.footprintcalculator.org

自国のエコロジカル・フットプリントは、私達の公開データパッケージ(182ヵ国のエコロジカル・フットプリントデータ)をご参照ください:

www.footprintnetwork.org/public2015

www.footprintnetwork.org/maps

国別フットプリント勘定(NFA)に関する動画: https://youtu.be/_T5M3MiPfW4

 

問い合わせ先:
伊波克典(日本語)沖縄、日本
リサーチエコノミスト アジア地域プロジェクト推進担当
katsunori.iha@footprintnetwork.org

Laetitia Mailhes (英語・フランス語) – California, United States
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